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新入社員へのアドバイス(11)★真の能力が試される。 [新入社員へ]

●「何ができたか」が重要

●心身の健康管理で、常に積極的な状態を保つ

●成長し続けることが大切



学生時代は頭が良く、記憶力・理解力に優れた人が優秀だと言われてきたと(残念ながら)思うが、これからは「会社の仕事でどれだけ良い成果を出したか」が求められる。

知識の豊富さだけでなく、それを生かし、成果に結びつけるための様々な能力が必要となる。

例えば、製品の知識がいくらあっても、それをアピールしたり誠意を伝えたりする能力がなければ、お客様に製品を使ってもらえない。



まだ、文章の書き方だけを知っていても、実際に文書にできる能力(技能)がなければ、何の価値も生み出すことができない。

つまり、社会人としての真の能力とは、心・技・体の全体で発揮される能力なのだ。


健康を維持するということは、単に体を丈夫にしたり、病気を防ぐといったことだけではない。

あらゆることに積極的に集中して取り組めるコンディションを作っておくということだ。


睡眠不足やプライベートでの心配ごとなどで注意力が散漫になり、仕事に身が入らないようでは、仕事のプロとは言えない。

心身の健康維持には日常生活における自己管理能力が問われる。


最近は、仕事と余暇のバランスを図ることが重視されている。

このバランスがとれていると、相互に良い作用を及ぼす。

遊び過ぎてエネルギーを使い果たしたり、逆に仕事の疲れで休日は寝るだけということにならないように心がけよう。(はい!)



必要なのは、伸び続ける力だ。

任された仕事をこなす能力はあるが、それ以上の努力をしない人と、現在は未熟だが徐々に能力が伸びている人とがいたら、どちらが将来の期待が大きいだろうか。

現在は世の中の進歩のスピードが速く、ある能力を極めれば絶対大丈夫という時代ではない。

かつては計算するうえで「そろばん」の技能は不可欠なものだったが、電卓の出現とともにあまり重視されなくなった。

現状に満足し、さらに伸び続けようという意欲のない人は能力が停滞し、いつのまにか取り残されてしまう。



もう1つ大切なことは、仕事には答えがいくつもある、ということだ。

試験のための勉強では正解は1つだが、会社では絶対の正解はなく、常によりよい答えを探して、工夫を重ねていく。

たとえば、売上を増やすという問題の答えも、良い製品を作る、価格を上げる(下げる)、営業の方法を変える、などたくさんあり、状況を調べてからどの答えを選ぶかを考える。


人が成長し続けるということは、こうした状況の変化を確認しながら昨日よりは今日、今日よりは明日と成長していくことであり、社会人としてのあなたにもっとも期待されていることなのだ。



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